1年3か月かかったUdemy講座の話(AIの使い方を、激しく間違えた話)
1年3か月以上かかって、
ようやくUdemy講座をリリースするところまで来ました。
正確にいうと、
まだリリースしていません(審査中です)。
ですが、まぁ僕の作業は終わったので、
もし修正が必要な場合は、直してリリースとなります。
僕はそもそも「タスク管理コーチ」とか名乗っていて、
今回も「先延ばしゼロ」がテーマの講座です。
…という人間が、
その講座をつくるのに、
どえらい時間をかけてしまいました。
先に白状しておきます。
やらないといけないのに、
なかなか手をつけられなかった…というわけでは、
決してないんです。
(まぁ、そういう面もゼロではないですが、いちばんの理由ではありません)
いちばん大きな理由は、
AIの使い方を、激しく間違えたことです。
どういうことか。
いいわけも含めて、
お話してみようとおもいます。
ふつうは、こうしています
これは、Udemy講座に限らず、
ふつうのセミナーとか研修コンテンツをつくるとき、
僕はだいたい、こんなプロセスでつくります。
1 概要(主に方向性など)
2 企画(具体的な内容)
3 スライド作成
4 台本作成
で、Udemy講座で、動画ですから、
ここで以下のプロセスが入ります。
5 撮影
6 編集
という感じです。
当初は、
セミナーや研修に
5、6が増えるだけだし、
だいたい、いつもやっていることだから、
たいしたことないだろうと思っていたのです。
セミナーなどは、
1〜4が準備で、あとは本番です。
少し不備があったとしても、
現場で修正したり、変更します。
というか、その現場での修正力こそが、
講師の力量みたいなところもあるわけです。
さらに、僕は20年以上、講師経験があります。
だから、少なくとも、
やったことがあるセミナーや研修であれば、
1〜4がざっくりとしたものであっても、
現場でまとめあげるぐらいはいつでもできるわけです。
この経験が、後々、
大きくしくじる原因になるのです。
AIしくじり
だから、最初に1〜4を
わりとざっくりAIにまかせてしまって、
「まぁ、後で修正すればいいか」
と思ってしまったのです。
というか、どちらかというと、
ほぼ無意識的に、いつもの調子で、
「もうええでしょう」
ってAIが出力したものに
少し手を加えた感じで、作成にはいったんです。
1年以上前のChatGPTとかですから、
当時はそれでも凄かったですけど、
今から見るとかなり雑な出力です。
でも、やっぱり、
いかにも正しそうなものを
出してきているんですよ、これが。
しかしながら、
それをもとにスライドをつくりはじめると…
さすがに僕も経験があるので
「これは、おかしい」と気づきます。
なんか、それっぽい主張なのに、
さっぱり意味がわからないのです。
で、結局まるごと章ごとつくりかえ。
そういう手戻りが、
莫大に発生していたのです。
他にも、動画撮影に慣れていないので、
夏の早朝に録画してたら
大量にセミの鳴き声が入っていたりとか、
山のように細かいしくじりはあります。
でも、最終的に完成できたのは、
これもまたAIをうまく使えたからです。
でも、AIエージェントに救われた
セミナーや研修でも、
自分の頭の中にあるものを
スライドや台本にする作業が、
1番時間もかかり、ストレスになります。
仮に、頭のなかでは
完璧な展開があったとしても、
それをスライド化、台本化するのに、
とても苦労します。
それを、上手に
スライドという形にして
出してくれたのが、AIエージェントでした。
具体的にいうと、
VSCodeや、ClaudeCodeなどを使って、
Marpというツールでスライドをどんどん作れたからです。
多少手戻りがあっても、
さくさく作れるので、
スライド作成に思考が邪魔されずに、
どんどんできるようになったのです。
※ ちなみにこれは、ウミノさんの
こちらのUdemy講座で勉強しました。
これは、本当によい講座ですよ。ウミノさんに感謝です!
つまり、有り体に言うと、
AIが出したラフな案をもとに
アウトプットをつくろうとしたから、莫大なロスが出た。
自分の頭の中にある考えをもとに、
AIにアウトプットさせたら、非常にうまくいった。
という、なんとも典型的な
AIしくじり事例だったわけです。
自分の雑な考えは、宝石の「原石」
気づくべきだったのは、こういうことです。
今のAIが出してくる雑な案は、
自分の雑な考えに、到底およばない。
やっかいなのは、AIの案は
きれいに整形されて出てくるところです。
だから、いかにも良さそうに見えてしまう。
逆に、自分の頭の中にあるものは、
まだ整形されていません。
文章にも図にもなっていないから、
なんだかみすぼらしく感じる。
でも、ここが重要だとおもうんです。
たとえ雑案だったとしても、
自分の考えなら、それは「原石」なんです。
磨けば、必ず宝石になります。
でも、AIが出してきた雑な案は、
最初は、どれだけ見た目がきれいでも、
磨いても磨いても、宝石になることはありませんでした。
それは、もう本当に体感しました。
先延ばしゼロの風景を感じてください!
今回作成したUdemy講座は、
「これは、ものすごくいい内容だぞ」という部分と、
正直、もう少し時間をかけて作り込みたいなという部分が混在しています。
でも、もうこれ以上は時間をかけられないので、
リリースしてからアップデートします。
本当に、先延ばしゼロが、
これで実現できると思っているんです。
その「先延ばしゼロ」の風景を見てみると、
きっとそこで新しい景色が見えるはずです。
それは、
「あれ? 先延ばしはゼロになったけど…ちょ、まてよ」
ってなるんじゃないかと思うんですよ。
実はそこが、はじまりなんですよ。
なので、そのスタート地点に立つための講座です。
ぜひ、手に取ってみてください。
うーん。
しかし、果たして申請が下りるのだろうか…
しろうず



